こんばんは、このブログを運営しているしゅふぁ(@ciufa1)です。
私はポケモン対戦が好きなのですが、ポケモンに関わらず個人が開いているオンライン/オフラインの大会でたまに優勝賞金や賞品が付いている大会を見かけます。
その中には思いっきり法律に触れていそうな大会もあり
「おいおいコレ法律違反なのに堂々とよくやるな…」
とよく思っていました。
しかし数日前に「ゲーム攻略サイトで食っていくレベルまで収益化するには【無理です】」という記事を公開した時に
「APPDATE(私が運営しているポケモンファンサイト)って儲かってると思ってた…」
という感想を見かけ、知識無しの人からしたらそう見えるもんなのかなーと思う反面
「もしかしてこれと同じで法律ガン無視してる人たちって単純に知らないだけなのでは」
と思ったので、最低限個人が賞金付きのゲーム大会を開く際に注意する事をなるべく小難しい事すっ飛ばしてシンプルに纏めました。
確かに法律とかって小難しく書かれていること多いしよく知らずに法律違反しちゃう未成年とかいても全然おかしくないよね。
弁護士に確認したこと事もある内容なので多分間違っては無いと思いますが、3~4年くらい前に確認したのでもしかしたら今は何か変わってるかもしれません。(ググった限りでは出てきませんでした。)
多分間違ってないと思いますが責任は持てないので何かイベントなどを考えてる人がいたら弁護士に相談してみてください。(意外と知られてないですが30分無料相談とか普通にあります。)
(動画でより詳しく説明してます。良かったらこちらもご覧ください。)
賞金付きゲーム大会を開く上で守っておいた方が良い事
法律関係長ったらしく書いても眠くなるだけだしいきなり本題です。
賞金付きゲーム大会を開く上で守っておいた方が良いポイントは下記の通りです。
- 非営利目的である事
- 大会参加者から参加費を取らない事
非営利目的でゲーム大会を運営する
ゲーム大会という事は当然ゲームの版権元の商品を使います。
その商品を使ってビジネスする場合、当然版権元からの許諾が必要になります。
著作権の侵害の罰則は原則として「10年以下の懲役」または「1000万円以下の罰金」となります。(※どちらか一方ではなく懲役と罰金を両方とも科すことも可)
また、侵害者が法人の場合には、「3億円以下の罰金」と罰則が強化されます。
自分のオフ会の規模が大きくなったら、「これ、上手くやったら稼げるんじゃね?」って思ってしまう気持ちは分からなくもないのですが、やめておきましょう。
ゲーム大会参加者から大会参加費を取らない
本記事で一番注目していただきたい項目です。
「参加者から参加費を取り、その金額を成績優秀者に再分配する」と賭博になります。
個人的に思う日本でEsportsを発展させるのが難しい一番の理由がこれ。
敗者が勝負によって少しでも財産を失うリスクがあるとダメです。
賭博をした者は罰則として、「50万円以下の罰金」です。
ただし、「一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りでない。」ともあり、昼飯奢るとかのレベルだったらこちらに該当する可能性もあります。
また、あくまで「大会参加費」であり、会場費などの運営費としてお金を徴収するのは問題ありません。(但し基本的に利益出しちゃダメです)
勿論ですがその場合はその費用が賞金に使われていないか証明できる状態にしておく必要があります。
ゲーム大会で賞金を付けるには?
自腹切りましょう。
もしくはスポンサーとして第三者に支払ってもらいましょう。
とにかく参加者がマイナスになるリスクがあると駄目です。
その為よっぽど宣伝効果があったりする場合じゃないかぎり参加者以外には賞金付けるメリットは殆どありません。
終わりに
まぁぶっちゃけそんな大きな金額じゃないなら違法でもそんな大きな問題に発展する事は少ないと思いますが、もし何かあった場合は自分が不利になるという事は覚えておいてください。
私のダークサイド寄りの友人が言ってたんですけど
「悪い人間であればあるほど法律に詳しいしちゃんと法律を守り(回避し)自分の身を守る、ピュアな人間ほど無知ゆえに堂々と法律違反とは知らずにやりたいほうだいしまくる」
と言っていました。
真理だと思います。
皆さんも知らず知らず法律違反してないか気を付けてください。
余りにも無関心だとそのうち所謂「バカッター」のように自分の人生に大ダメージを与えてしまう日が来るかもしれませんよ。
悪い人間であればあるほど法律に詳しく法律を守り(回避し)、ピュアな人間ほど無知ゆえに堂々と法律知らずにやりたいほうだいやってるってかちゅパイセンが言ってました。
— しゅふぁ@APPDATE (@ciufa1) 2018年9月26日