こんばんは、このブログを運営しているしゅふぁ(@ciufa1)です。
世間ではesportsという言葉が流行語大賞にノミネートされるほど一般的になる一方、メディアによるゲーム脳とかゲーム障害とかゲームに対するネガキャンも絶えません。
余りにもうっとおしいので良い機会なので、冷静にesportsのメリット、良いところを感情論抜きで考えてみたいと思います。
感情論ありだと「ゲームは戦略が重要なので頭が良くなる」とか頭悪そうな発言してしまいそうなので感情は一切抜きにして考えます。
この記事で言うメリットとは所謂スポーツプレイヤーとして見た場合のメリットになります。
esportsのメリット(良いところ)
esportsのメリットは主に下記5つだと考えています。
esportsは一般的なスポーツより性別、年齢、体格が結果に影響しない
esportsは一般的なスポーツよりフィジカル面での影響が少ないという特徴があります。
一般的な球技や陸上系のスポーツはプロになるには生まれ持った素晴らしいフィジカルとセンスがないとまずスタートラインに立てません。
プロのバスケットボールが良い例で、基本的にバスケは身長が高ければ高いほど有利なためNBAなんて身長190後半~200超えの選手達ばかりです。
バスケだけに限らず、アジア人は欧米人より体格が小さいので、基本的に日本人で活躍してるスポーツ選手の殆どがフィジカル面をカバーできるほどテクニックがずば抜けている技巧派プレイヤーです。
そもそも男女別に分かれているスポーツが殆どなので、スポーツはフィジカルがいかに重要か分かります。
一方でesportsは基本的に座って行われ、使う筋肉は腕と指がメイン、しかも筋力は殆ど関係ありません。
つまりesportsは体格による影響は殆どなく、あったとしてもトレーニングでカバーできるレベルです。
動体視力や反射神経などのフィジカル面の影響は少なからずあるものの、esportsは一般的な球技や陸上系のスポーツより体格や性別、年齢によるハンデが少ないです。
従って広い範囲のユーザー間でフェアな勝負ができるというのがesportsの大きな魅力の一つと言えるでしょう。
esportsは専用の競技場を必要としない
一般的な球技や陸上、格闘技等のスポーツは協議を行うならそれを行う専用のコートやトラック、リング、プール等そのスポーツを行う専用の競技場を必要とします。
私はテニスが趣味なのですが、コートを探すのも一苦労です。
たとえ見つかっても東京だと1時間数千円とかすることもあるしとても辛い。
しかしesportsは機材を運んでゲームできる環境を用意できればできます。
esportsを行うだけならインターネットを使えば会場すら必要ありません。
また、基本的にesportsは室内で行うため、天候にも影響されません。
したがってesportsは一般的な球技などのスポーツと比べ、実際にプレイする難易度はかなり低いです。
気軽に楽しめるのもesportsの大きなメリットと言えるでしょう。
esportsは大きな怪我をするリスクが少ない
一般的な球技や陸上、格闘技等のプロスポーツ選手は常に怪我と隣り合わせです。
今でも忘れられないのですが、昔テニスの全仏オープンの試合をテレビで観戦していて、その試合が5時間を超える接戦になった事がありました。
チェンジコートの際に選手が靴下を脱いで履きなおしていたのですが…その足の裏を見てビックリ。
足の裏の皮が殆ど剥けてボロボロになっており、所々で出血していました。
そりゃ5時間も走りっぱなしじゃそうなっても不思議じゃないですよね…。
普通に歩くのですら痛そうなのにその後も痛そうな素振りを殆ど見せず走ってボールを追っていました。
ただこれはまだ軽い方で、怪我や故障によっては手術とリハビリを余儀なくされてしまうスポーツ選手は数多くいます。
野球では肩を壊してそのまま復活できず引退してしまう選手なんてごろごろいますし、格闘技なんて本来相手を怪我させるのが目的ですからね。
その点esportsはフィジカルを酷使しない分、大きな怪我に悩まされる心配はほとんどないと言えるでしょう。
ただesportsには腰痛、腱鞘炎、視力低下等のリスクはありますので、esportsを行うのであればそれらのケアは怠らないようにする必要はあります。
esportsは審判がいないので誤審がなく、買収もされない
2019年現在、殆どのスポーツはまだ人間が審判を行っています。
人間は機械のように100%正確な判断はできないので、誤審が起こります。
あきらかな誤審なのに覆されず、それがメンタルに影響して負けたスポーツ選手もたまに目にします。(※プロスポーツ選手はメンタルも鍛えているのであまり見ませんが、アマチュアではよく見ます。学生の時スポーツやってた人なら分かるはず。)
また、酷いケースでは審判が買収されフェアではないジャッジが行われる可能性もあります。
世界的大会であるオリンピックでもワールドカップでも過去に審判の不正が問題になった事があるのでなかなか闇の深い問題でもあります。
しかしeスポーツの場合は人間の審判はおらず、全てシステムによるジャッジになりますので、ゲームの勝敗はフェアにジャッジされるでしょう。
まぁどちらかが有利なようにシステム側を弄るというのも理屈では不可能ではないですが…現実的ではないですね。
起こらないことを祈ってます。
esportsは気軽に世界中の人と交流できる
一般的な球技や陸上のようなスポーツはオフラインでしか成り立ちません。
現地で実際に会って初めて勝負が成立します。
一方でesportsはオンラインでも勝負が可能なので、世界中の人と気軽に勝負を楽しむことが可能となります。
チャットやボイスチャットで外国人ともコミュニケーションを取ることも可能なので、外国語を覚える良いきっかけにもなるかもしれません。
日本は島国なので普通に生きてたらあまり外国人とコミュニケーションを取る機会はあまりないので、世界中の人と交流できるのはとても良いメリットの一つだと思います。
esportsのメリット(良いところ)まとめ
長々と書きましたが感情論抜きに考えたesportsのメリットは下記5つになります。
- esportsは一般的なスポーツより性別、年齢、体格が結果に影響しない
- esportsは専用の競技場を必要としない
- esportsは大きな怪我をするリスクが少ない
- esportsは審判がいないので誤審がなく、買収もされない
- esportsは気軽に世界中の人と交流できる
一般的なスポーツと比べてもかなりメリットがあるという事が分かっていただけると思います。
特に私はスポーツ目線で考えた場合①が素晴らしく良い点だと思ってます。
肌の色どころか性別や年齢まで関係なくフェアに競えるなんて競技としてマジで最高だと思いませんか?
こういったポジティブな面をメディアはもっとガンガン伝えて世間のesportsやゲームに対するネガティブなイメージを変えていってほしいなと思う今日この頃です。